2011年9月11日日曜日

サンデル見ちゃった

昨日サンデル教授のTVが放送されましたね。

究極の選択

今回は震災による放射線汚染について、
誰が責任を負うべきか話されました。

税金・国債等借入金・東電およびその株主・電気料上乗せ

この4つをサンデル教授は基本として投げかけましたが、
原発について賛成も反対もできずにいる子ども達や、
後世の人達には無関係との話をした東京の女性の発言に、
僕は感銘を受けました。

確かに僕も現在利益享受のある我々の世代だけで
負担するべきだと思っていましたが、
それは漠然としたものであって、
子どもや後世の人達に負担させない理由について、
これだけ簡潔に納得できるものではなかったからです。


そして、お金のやり取りが終わった後も責任が残る
という話しも、ぜひ形にするべきだと思いました。

電力会社が原発を作ることに賛成した政府や国民は、
その監督を含め責任を負うという事。

原子力安全保安院だけでなく、地域住民代表や有識者を含め、
年1回でも立入監査を行い、結果を報道するとかどうでしょうか?


TV番組ではありますが、
日本以外の国の人がこうして議論をしているのに、
日本でどのような議論がされているのか全くわかりません。

国内で行われている復興案会議や、地元の集会なども
ぜひTVで取り上げて、
そのTVの中でアンケートを行うのもひとつの方法だと思うのですが。

もっと地デジを活用できるはずですよね。