昨日のオリンピック
日本 VS スペイン の試合凄かったですね。
最初からボールをキープされ、
約１０m間隔で３人が複雑に絡み合うスペインに対し、
局面とゾーンの両方で見事にケアできました。
先日メキシコとの対戦で、
厳しい試合をした経験が
この試合に活かされたのだと思います。
攻撃面では永井選手のスピードを活かす戦術を取り、
広いスペースに速い縦パスを送り、
相手エリア深くまで侵入することに成功します。
（スペインの選手はテクニックとフィジカルのバランスが良く、
日本のドリブラー斉藤選手がドリブル突破できなかった結果から見ても、
中盤でボールキープするより、
縦パス１本で深く切り込む方が正解でした。）
先制ゴールできたことでスペインには精神的プレッシャーがかかり、
前半終了間際にマルティネス選手が永井選手のユニフォームを掴み、
レッドカードを受け退場となったことにも影響しましたね。
後半の出だしは前半同様スペインはポゼッションサッカーを展開し、
日本を苦しめましたが、
日本はカウンターから多くのチャンスを作り、
スペインの戦術を破綻させました。
人的不利により体力の尽きてきたスペインは、
ボールを回す事を止め、
縦１本のパワープレイをし始めたのがダメでしたね。
終始ポゼッションサッカーをされた方が、
日本は厳しかったでしょう。
特にマタ選手とアルバ選手が絡む攻撃は強烈でした。
それが単調な縦パス頼りになったことで、
日本は無失点に守り切れたのです。
欲を言えば
あと３点くらい取れてたよ〜
と言いたいですが、
初戦で相手がスペインだったことを考えれば、
勝ち点３という結果を評価しましょう！
これで選手も相当自信が持てたと思うので、
今後の強豪国との試合も臆せずに戦えるでしょうね。
かなり期待の持てる大会となりそうです！！
