2012年3月22日木曜日

サンデルー ウオオォォォー

先日から2回、
NHKでサンデル教授の番組が放送されましたね。

録画してたのをやっと見ました。


「お金で買えるもの、買えないもの」
「許される格差、許されない格差」
(合ってるかな?)
の2回でしたが、皆さんご覧になりましたでしょうか?


お金の方の話しでは、
代理出産のアウトソーシングの話しがありましたね。

ハーバード大の女子学生が、
「代理出産は、体を貸すという点において売春と同じ」
と発言されてましたね。

どちらも体とお金が絡む点は同じですが、
望むものが違うというか、
子どもなのか性的欲求なのかということですからねぇ ( ̄^ ̄ ;)ウーン


不妊治療は治療費は高額だし、確率も低い。

代理出産は、健康管理された女性に定着を図る事で、
確率も高く、価格も安く抑えられる。

そして、特に定職がない女性でも、
代理出産という仕事ができ、収入を得られる。


子どもが欲しい夫婦に取って、
代理出産は救いの神だと思いますが、
命を売買してはいけないと言う場合、
子どもができないことを受け入れるのが正しい選択なのか!?

子どもができない夫婦に、
子どもを養子に出し、
金銭をもらうのはいけないことなのか!?

それが大家族で生活が困窮し、
いずれ無理心中するかもしれない家の子でも、
子どもを売ることと代わりないのか!?

子どもからすると、
代理出産や養子について、
尊厳や意思は無視されていいものなのか!?


お金で買えるものって、
一体どこまでなんでしょう。



そして、格差の方の話しでは、
所得税は定率か累進課税か!?
という題材がありました。

これは東大の学生さんで、
「所得の高い人は、国・社会のインフラを、
所得の低い人よりたくさん使っているのだから、
税金も多く 納めるべき」
と言う方と、
「努力した人が高い所得を得られるのは当然であり、
努力しても高い所得が得られないなら、努力する人はいなくなる」
と言う方の両方がいました。




それから企業が外国からの移民者を、
同じ仕事でも安い賃金で雇うことは許されるのか!?
という話しもありました。

企業は常に競争にさらされており、
経費削減の為、外国人移民者を安い賃金で雇う。


移民者は仕事にありつけ、お金をもらえる。
企業も経費を削減でき、社員を失業から守れる。


それでも同じ仕事なら同じ賃金でなければならないのか?

同じ会社、同じ仕事でも起きる格差。

格差は許されないのか!?



簡単に答えなんて出ないですよね〜


こんなことを悶々と昨日から考えていて、
メッチャ楽しいと思うちゃっきーです (・∀・∩)
(気持ち悪いですかね・・・ ヘ(-′д`-)ゝ)