2010年11月27日土曜日

昨日のボクシング観ましたか?

立ち技系の格闘技が好きなちゃっきーです。
ボクシングは己の存在と強さを証明する競技ですよね。
2つの拳に全てを賭けてリングで戦う!
やったことはありませんが、選手はどんな心境でリングにあがるのでしょうか?

長谷川穂積選手は先月お母様を亡くされて、心理的には最悪な状態だったと思います。
がんと戦うお母様に勇気を与えたいと完璧なボクシングでベルトを守り続けましたが、王座陥落後にお母様は亡くなられたわけです。
自分がチャンピオンのままだったらとか、もっと早くに返り咲いていたらとかいろんなことを考えたと思います。
奥さんや子どもにも、王座を陥落し寂しい思いをさせてしまったと、自分が負けたショックより、家族や仲間のことを考えたのではないでしょうか。

再起戦は2階級上での未知なる領域での挑戦となりました。
相手は自分よりも大きく、1発パンチが当たっても倒れない。
そのため多少相手のパンチはもらっても、自分もそれ以上にパンチを当て倒しにいく攻めのボクシングをし勝ち得たベルトです。
長谷川選手のスピードなら相手のパンチをもらうことなく、1発1発パンチを積み重ねて判定勝ちをすることは難しくなかったはず。
僕には相手のパンチをもらうことが、お母様や家族・仲間・そしてファンに、寂しい思いをさせてしまった罪滅ぼしのような気がしてなりません。
今日の会見での顔は、負けた時以上に腫れ上がっていたのではないでしょうか。
そうまでしても欲しかった勝利!

くぅ〜、泣ける! 泣けるよ穂積!!