2010年10月14日木曜日

チリの作業員全員救出

とうとう閉じ込められた全員が救出されましたね。
これまで病院に搬送された救出者のうち、一人は肺炎、二人が歯の感染症で手術が必要とか。
最後の救出者は現場監督の年長者ですが、彼の健康状態も心配です。

アメリカの原油流出、そして今回のチリ銅山落盤はいずれも人災だと言われていますね。
経費を掛けずに原料を採取しようとして、安全管理を徹底せず掘削することによりこのような被害がおきてしまいました。
そして、こんな現場はまだまだ世界各地に存在しています。

そんな採掘を行っている会社の経営者さんに言いたい

「あなたが先頭に立って採掘しなさい!」
と。

でも、問題はそこではなく安全管理の徹底や、原料をむさぼる世の中にあります。

労働者の待遇改善と、世の中での原料の使用法について、地球規模の取り決めが必要なのではないでしょうか?

もちろんレアアースなどは電子機器等に必要なため、それが規制されると日本の産業は痛手となります。
ですが、いつまでもこのような状況を続けて、後世に対し何を残せるのでしょう?
このまま進めば、環境問題・原料枯渇・国債の返済等、とても苦労をかけてしまう世の中になってしまいます。

後世の人間に押し付けるのではなく、今を生きる人間がやるべきことを見据え取り組まなくてならないのでは?