もし本日これ以前のblogがなければ削除したと御理解下さい。
さて、今回は表に出ない悪徳者最終グループの紹介になります。
その人達とは、整骨院を開業するオーナーです!
柔道整復師があふれているこの状況で、この資格保有者を使って儲けようと考えた小金持ちの人ですね。
自分は何も資格を持っていなくても、就職できない柔道整復師を雇い、整骨院を次々と開業しているのです。
なぜそんなことをするか?
決して柔道整復師の就職の為ではありません。
保険金をだまし取って儲けようと考えたからです。
その証拠として、当店に入った1枚のチラシをご紹介しましょう。
それは、全国にチェーン店を持つ整骨院のチラシです。
そこに書かれている一文を記載しますと、
当院は、厚生労働省が認可している国家資格者(医療技術者)が治療を行っているため、
保険を用いた(数百円程度)治療が可能です。
と書かれております。
ここにある国家資格者とは誰の事でしょうか?
整骨院であれば柔道整復師だと思いますが、柔道整復師は医療技術者ではありません。
柔道整復術は医業類似行為であり、医療技術とは違います!
医療技術を駆使する人は理学療法士です。
理学療法士であっても医師の指示が無ければ保険を使った施術はできません!
なぜこんなはっきりしない文章なのでしょうか?
さらに、このチラシには先程の文章の直下にこう書かれています。
●施術内容
交通事故治療・ぎっくり腰・関節痛・肩こり・腰痛・捻挫・打撲・脱臼・
突き指・肉離れ・違和感・メンテナンス・後遺症の対策 他
ここまでこのコーナーをお読みになった方、あれ? と思いませんか?
先程保険を用いた治療と書いているのに、肩こりや腰痛などが載ってますよね。
このように保険の適用可能な症状と、非適用の症状を混ぜて記載することにより、
このチラシを見た人が、「肩こりでも保険きくんだ」と勘違いさせることを目的に、巧妙に作り込まれています。
このチラシをJAROに報告したら、間違いなくブラックだと指摘を受けるでしょう。
実はこうした整骨院は年間かなりの数がオープンしています。
働き口のない柔道整復師さんが、雇われ院長として働いていますが、内部告発したら自分が資格失効の危機に陥りますし、職を失う事の恐怖から犯罪者になってしまいました。
オーナーはニュースや国会などで、柔道整復師の違法請求問題を見たのでしょう。
しかし、実際は野放しになっていると確信し、犯罪を手掛け始めたのです。
雇われ院長は犯罪をしたくて柔道整復師になったのではないと思います。
しかし、過剰な資格保有者を生み出し、犯罪を見逃す体質が暗黒の柔道整復師ビジネスを拡大させてしまったのです。
雇われ院長さんが内部告発した場合には、ぜひ救済措置を取ってもらいたいと思います。
大々的に内部告発の受付を開始し、オーナーを逮捕するべきです!
そして柔道整復師さんの再就職に国が手助けすることも忘れてはなりません。
これで表に出てこない悪徳者3グループを紹介しました。
皆さんはどう思いましたでしょうか?
ここまで書いてきた僕の胸も、黒い物が溜まった感じがします。
もう一度言います。
犯罪はやめましょう!