先日、暗黒の柔道整復師ビジネス (5)におきまして、
急性疾患のことを、
すぐに治療を受ける必要がある症状
と表記しましたが、通常の急性疾患の定義とは異なっております。
通常急性疾患とは、
急激に発症した状態で、経過の短い疾患のことを言います。
つまり、
さっき転んで手を骨折したとか、足を捻挫したということです。
そして経過が短い疾患ということは、1ヶ月も経過した状態では急性疾患とは言えなくなるのです。
このことから柔道整復師にかかる際、発症してから相応の時間を経過していると、急性疾患と認められず保険適用されません。
保険適用とするために、
すぐに治療を受ける必要がある症状
という表現にしたのです。
少しまわりくどい表現となりましたことを、お詫び申し上げます。
ちなみにブラックな柔道整復師は、疲れがたまって肩こりとなった慢性疾患も、数日前から痛くなったとカルテに記載します。